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損保ジャパンの「ジャパンダネット・マイカーローン」で審査落ちしたという方へ。
まず最初に確認して欲しいことがあります。
あなたの前年度の年収は、200万円以上ありますか?
注意点は「前年度の年収」ということで、今の収入ではないことです。
マイカーローンを借りるには、いろいろな条件があります。
ジャパンダネット・マイカーローンの商品概要に下記の明記があります。
【ご利用いただける方】
次の全ての条件を満たす個人のお客さま
- お申込時の年齢が満18歳以上で、最終ご返済時の年齢が満70歳以下の方
- 前年の税込年収が200万円以上で、安定継続した収入のある方
- 保証会社(SOMPOクレジット株式会社)の保証を受けられる方
マイカーローンを借りるには、金融機関の設定する条件をクリアする必要があります。
「ジャパンダ・ネットマイカーローン」では、前年度の年収を税込み200万円以上と設定しています。
改めて書きますが、前年度の年収で審査されますので、今の収入ではないことに注意してください。
前年年収200万円に満たない方には、ジャパンダ・ネットマイカーローンよりも年収の設定が低いマイカーローンを探すしかありません。
ただ、前年年収200万円に満たないと、なかなか借り入れが難しいのも現実です。
三菱UFJ銀行のマイカーローンも年収200万円以上から
マイカーローンを利用するための条件として、「前年度年収」という項目があります。
銀行によって年収条件が異なりますし、具体的な年収を提示していない場合もあります。
例えば、年収の設定があるマイカーローンとして、下記の2社があります。
(前年の税込年収)
- 損保ジャパン:ジャパンダ・ネットマイカーローン:200万円以上
- 三菱UFJ銀行:ネットDEマイカーローン:200万円以上
「三菱UFJ銀行:ネットDEマイカーローン」もジャパンダ・ネットマイカーローンと同様に前年年収200万円以上という条件設定になっています。
三菱UFJ銀行では「年収条件は200万円以上」ですが、他に「勤続年数1年以上」という条件もあります。
このように審査条件はいろいろな項目が設定されていて、複合的に判断して審査可否を決定します。
ただ、明確になっている条件をクリアしていなければ、申し込み先の優先順位を下げるべきです。
例え金利が安くても、審査落ちして借り入れできなければ資金調達はできません。
金利が多少高くても借りることを優先的に考えて、審査項目をクリアしているマイカーローンに申し込みをしましょう。
借りられるマイカーローンの中から、最も安い金利のマイカーローンに申し込むことが基本中の基本です。
マイカーローン審査に落ちた場合の対処方法
マイカーローン審査に落ちてしまった場合、焦って次々に別のマイカーローンに申し込んではいけないことはこちらのページで説明しました。
ひどい場合は「申し込みブラック」という状態になってしまいますから、慌てて次々に申し込むようなことは避けましょう。
そうなる前にするべきことがいくつかあります。
マイカーローンの審査に落ちたら、下記の方法を実践して審査に通る確率を高めて下さい。
【方法1】返済比率(返済負担率)を下げる
返済比率とは、収入に対してローン返済額がどれくらいを占めるかという割合のことです。
*詳しくは頭金が必要な人と必要ない人の違いで説明しています。
返済比率の計算方法は、「返済比率=ローン返済額÷収入」です。
金融機関としては、どれくらいの収入があって、そのうちどれくらいの金額をローンの返済にあてているのかを調べます。
今回借りる金額を含めて、この返済比率が30%~35%(金融機関によって異なる)以下であれば、契約通りに返済できる可能性が高いと判断されます。
この返済比率が高いと、他に急な出費が発生した場合にローンの返済が滞る可能性が出てくると判断され審査落ちする原因にもなってしまいます。
先ずは自分の収入と現在の返済額を調べて、返済比率を試算してみましょう。
返済比率が高いようであれば、下記の対策が実行できるか検討して下さい。
- 収入を増やす
- 他社借入れを完済する
- 頭金を用意して、マイカーローンの借入額を減らす
- 値段の安い車種に変更して総支払額を減らす
現実的に可能なのは(3)と(4)です。
すぐに頭金となる現金が用意できないのであれば、(4)の車種やグレードを変更して支払金額を減らす方法を選択することになります。
そうすれば借入金額が少なくなって、返済比率を抑えることが可能になります。
返済比率を目安となる35%以下に下げることで、審査に通る確率を高めることが可能となります。
【方法2】ディーラーローンを検討する
一般的にマイカーローンを借りる場合、金利が低いマイカーローンを選んで申し込もうとします。
金利が低ければ支払い利息も少なくなるのですが、低金利なマイカーローンほど審査が厳しくなる傾向にあります。
金利が安くても、審査に通らなければ意味がありません。
そのため少し金利は高くってでもお金を借りることを優先して、「ディーラーローン」を選択するという選択肢もあります。
ディーラーローンとは、車を購入するカーディーラー・販売店が取り扱っているローンのことです。
カーディーラーでは信販会社と提携してマイカーローン商品を提供しています。
また、大手自動車メーカーのディーラーでは、系列グループの金融機関がマイカーローンを提供している場合もあります。
最近では残価設定型クレジットと呼ばれる新しいタイプのマイカーローンが登場したことでご存知の方も多いかもしれません。
残価設定型クレジットは、3年後に乗り換えをするならばお得な内容で利用できるマイカーローンとして注目されています。
◆ディーラーローンのメリット
ディーラーローンのメリットは、下記になります。
- 手続きをディーラー担当者が進めてくれるので楽なこと
- 銀行系マイカーローンと比較すると審査に通りやすい傾向にある
ということです。
ディーラー担当者はディーラーローンに通らないと車の売り上げが作れないので、審査に通るように協力してくれるのも心強いです。
◆ディーラーローンのデメリット
デメリットとしては、下記があります。
- 銀行系マイカーローンと比較して金利が高い
- ローン完済までは車の名義が信販会社名義となる
- 車の購入が決まってからでないと審査を受けられない
ことです。
マイカーローンと同じでディーラーによって金利や保証料なども違ってきますが、銀行系マイカーローンと比較すると金利は高いです。
ディーラーローンの金利相場としては、「年率8%前後」で、他に事務手数料などが別途発生する場合もあります。
銀行系マイカーローンの金利相場が年率2%台~4%台であることを考えると倍以上の金利になってしまうかもしれません。
それでもお金を借りられないより助かります。
車種を変えたくなかったりグレードを落としたくない場合などは、金利が高くてもお金を借りられることを優先すべきとなります。
まとめ
マイカーローンの審査に落ちた場合は、他のマイカーローンにすぐに申し込むことは一旦ストップして下さい。
手持ちの現金がある場合は、「頭金にして借入額を減らす」か「他社借入れを完済する」かを検討します。
手持ちの現金がない場合は、「車種やグレードを変更して支払額を減らす」か「ディーラーローンの借入れ」を検討して下さい。
これらの対策を施しても審査落ちする場合は、その他に大きな問題があることが考えられます。
過去にローンやキャッシングの返済を延滞させたり債務整理・自己破産などを起こしている場合は、その情報が信用情報機関に登録されているのでローンでの借入れは難しくなります。
いったん車の購入を諦めるか、現金での購入を検討が必要となります。
そのような返済トラブルなどの異動情報がなければ、勤務先や勤続年数などが原因かもしれません。
マイカーローンの審査では、審査項目や審査基準・審査スコアなどが各金融機関・保証会社によって異なります。
さまざまな条件を総合して審査結果が出されます。
ローン審査に申し込む前に自分の信用力(収入・他社借入れ額・返済比率・職業・勤続年数など)を改めて確認し直してみましょう。
よく分からない場合は、簡易審査や5秒診断などを利用してみるのも手です。
借入れ可否と借入可能額が簡単に分かります。
あくまでも簡易的な診断ですが、マイカーローン審査の目安として利用できます。