トヨタエスクァイア黒

中古でトヨタエスクァイアを購入することにしました。

新車で購入した日産セレナが12年目を迎えたので、買い換えることにしたのです。

しかし、中古車って新車とは勝手も違って、ローン審査と商品確保のタイムラグに悩むことになりがちです。

もちろんローン審査待ちの期間は、中古車を「商談中」としてキープしてもらうことも可能です。

ただ、中古車販売店からすれば、少しでも早く注文を確定させたいのが本音です。

その辺で困る方もいるみたいなので、一つの購入方法として「中古車購入時のマイカーローンの活用方法」を紹介します。

中古車購入時の参考にして下さい。

 

今回購入する予定はワンボックスカー

今回の買い替えで購入する車の希望条件は、

  • 中古車
  • 3列シート
  • 後部座席モニター

の3つです。

子供が大きくなってきたのでセレナと同様のワンボックスタイプを選びたいのですが、新車で買うと300万円オーバーの支払いとなります。

そのため中古車で価格は抑えつつ、200万円台で状態の良いミニバンを探すことにしました。

 

今の時代はインターネットで中古車検索ができるので、通勤電車でスマホ検索したり、夜中に自宅でパソコン検索で探しました。

候補車として考えていたのが、下記のミニバンです。

  • 日産セレナ
  • トヨタノア or ヴォクシー
  • HONDAステップワゴン

中古だからアルファードとかエルグランドとかに乗りたかったけど、200万円台で購入するとなると年式が古くなってしまいます。

3年落ちくらいまでで程度の良い状態の車で選ぶとなると、価格的にセレナやステップワゴンとなります。

セレナに10年以上乗っていて問題なく乗れたので、このランクの中から選ぶつもりでいました。

で、実際に購入したのが、

 

トヨタ エスクァイア

 

だったのです。

そもそもエスクァイアという車種を知りませんでした。

なので、最初の選択肢の中に入っていなかったのです。

ところがネットである程度の目星をつけて中古車販売店をまわるうちに、エスクァイアの存在を知ったのでした。

最初に目をつけたのは、HONDAステップワゴンでした。

 

HONNDAステップワゴン 2.0 スパーダ Z インターナビ セレクション

4年落ちだけど走行距離が5,000kmと少なかったので、実車を確認するためにHONDA系列の中古車販売店へ。

展示場に並んでいたステップワゴンは、思った以上にキレイで良い状態でした。

  • 車種:HONNDAステップワゴン
  • グレード:2.0 スパーダ Z インターナビ セレクション
  • 色:プレミアムコスミックバイオレットパール
  • 初年度登録:平成25年3月
  • 車検:残り5ヶ月
  • 車両販売価格:2,249,700円(税込)
  • 装備:ETC、HDDナビ/ワンセグ、バックモニター、他
  • 修復歴:修復歴無し

4年落ちだけど走行距離も5千キロと少なく、前オーナーがあまり乗っていなかったような状態でした。

HDDに前オーナーが録音していた楽曲が残っていて、矢沢永吉さんのファンのようでした。

確かにボディーカラーも紫だし、永ちゃんファンっぽい感じの車です。

 

条件面でも適用範囲で車の状態も良かったので、候補車としてキープすることにしました。

もちろん中古車なので他の方が購入すれば、こちらは買うことができません。

こればっかりは「ご縁」ということで仕方ありませんよね。

担当営業さんに「候補車を絞り込んだ段階で、再度交渉させて下さい。

」と話して、次の中古車販売店へ向かうことにしました。

 

TOYOTAエスクァイア

2件目はトヨタ系列の中古車販売店に行きました。

ここはノアの実車確認が目的だったのですが、販売員の方からエスクァイアを紹介されました。

  • 車種:TOYOTAエスクァイア
  • グレード:GI
  • 色:黒
  • 初年度登録:平成27年
  • 走行距離:34,000km
  • 車検:残り9ヶ月
  • 車両販売価格:2,718,671円(税込)
  • 装備:ETC、メモリーナビ(IN)/フルセグ、バックモニター、他
  • 修復歴:修復歴無し

前面はなかなかイカつい感じもしますが、造りはノア・ヴォクシーと同じだそうです。

本体フレームの接合箇所はノア・ヴォクシーよりも多いので、耐久性はアップしているということでした。

何よりの違いは内装で、確かにセレナと比較しても豪華に感じます。

担当営業さんの話によると、ノア・ヴォクシーとアルファードの中間のニーズに応えた商品として販売されているということです。

この中途半端感がなかなかいい感じで今回の購入条件にも適用しているので、候補車種としてキープしておくことにしました。

今日はこの2箇所で、帰宅することにしました。

 

エスクァイアが気になってきた

今日は2箇所の中古車展示場で数台の車を確認しましたが、夫婦で話し合った結果「エスクァイアがイイよね~♪」ということになりました。

まだ日産系列の中古車販売店も行く予定でしたが、急遽予定を変更して「エスクァイア探しの旅」を始めることにしました。

 

自宅に帰って、早速エスクァイア探しをスタートしたところ、2台の候補が見つかりました。

1台は、今日訪問したトヨタ中古車販売店の同系列の別店舗に平成28年のエスクァイアGi。

もう1台は、トヨタ別系列の中古車販売店の平成27年エスクァイアGiです。

ということで、早速訪問したトヨタに電話して「別店舗のエスクァイアGiが見たいんですけど」と話すと「ちょうど他の人のために取り寄せている」という答えが返ってきました。

その車では顧客候補として、順番は3番手ということでした。

とりあえずは実車を取り寄せているということだったので、届き次第実車の確認をすることにしました。

それを待っている間に、別系列店のエスクァイアGiの実車を確認しに行くことにしました。

 

トヨタエスクァイアGi H27年度ホワイトパールクリスタルシャイン

別系列店のエスクァイアは、ドアを開けた瞬間に「新車の香り」が漂っていました。

聞くところによるとディーラー試乗車として使われていた車で、マイナーチェンジに伴い中古車販売となったそうです。

そのため内装の程度もよく、新車のような状態でした。

試乗した感触もよく、3列目のシートでもセレナより乗り心地が良かったです。

この時点でステップワゴンは候補から消え、エスクァイアに絞って車種選びをすることにしました。

早速お見積をもらうと、

  • 車種:TOYOTAエスクァイア
  • グレード:GI
  • 色:ホワイトパール
  • 初年度登録:平成27年
  • 走行距離:7,000km
  • 車検:残り12ヶ月
  • 車両販売価格:2,564,116円(税込)
  • 装備:ETC、メモリーナビ(IN)/フルセグ、バックモニター、他
  • 修復歴:修復歴無し

こちらの店舗ではセレナの下取り価格を頑張ってもらって、他社よりも3万円ほど高く下取りをつけてもらいました。

その結果を持って、最初に行ったトヨタ中古車販売店へ行くことに。

 

後部座席モニターは必須だった

結論から言うと、他店から取り寄せてもらったエスクァイアを購入することにしました。

現時点で希望する条件に、一番合致しているからです。

見積もり内容は、こんな感じでした。

  • 車種:TOYOTAエスクァイア
  • グレード:Gi
  • 色:ホワイトパール
  • 初年度登録:平成28年
  • 走行距離:17,000km
  • 車検:残り16ヶ月
  • 車両販売価格:2,670,000円(税込)
  • 装備:ETC、HDDナビ/ワンセグ、バックモニター、後部座席モニター、ドライブレコーダー取り付け費用、抗菌クリーニング、他
  • サポートプラン:サポートプラン付き
  • 修復歴:修復歴無し

マイナーチェンジ後の車種なので、安全装置も標準装備されているのと、後部座席モニターが装備されていました。

子供が乗ることもあるので後部座席モニターは必要だと思っていたのですが、担当営業さんからこんな話を聞いてなおさら必須になってしまいました。

「うちでは、走行中のTV視聴が可能になる作業は行いません」

確かに運転手のTV視聴は道路交通法で違反となります。

当該自動車等に取り付けられた若(も)しくは持ち込まれた画像表示装置に表示された画像を注視しないこと
*道路交通法第71条第5号の5から抜粋

しかし、テレビの取り付け自体は違法ではないようで、助手席の人が視聴するという抜け道で取り付けている方も多いようです。

そうはいっても走行中に見てしまうのは危険なので、通常通りの仕様で利用することにしました。

ということで、後部座席に座る子供もテレビやDVDを見れなくなってしまうので、後部座席モニターは必須となりました。

そうなると取り寄せしてもらったエスクァイアが、候補としては一番適しているためにこの車に決めることにしました。

 

購入候補は3番手だけど大丈夫?

先に順番として3番手と言われていたのですが、とりあえずは購入の意志を示して価格交渉に入りました。

他社との商談内容を交渉材料にしつつ希望価格を下回ることができたので、購入することで折り合いました。

しかし、私は3番手だったはず。

担当の話によると、1番手・2番手ともに購入は確定していないので、購入を決定してもらったら何とかしますということでした。

この辺はセールストークの部分もあるので、一応うんうん頷いておきながら手続きを進めてもらうことにしました。

 

中古車場めぐりをして気付いたこと

1,大幅値引き額は難しいかも

担当営業さんによると、昔は値引き分も含めて店頭価格を表示していたそうです。

しかし、最近はネットで価格比較されてしまうので、最初の値付けから価格を安くしないとネット検索の時点ではじかれてしまうみたいです。

なので値引きできる幅が少なくなっていて、値引き交渉が難しくなっていると言ってました。

営業さんの言うことなので話半分で聞くとしても、確かに自分もネット検索で価格を比較してやってきたので状況としては本当だと思います。

新車だとオプション含めて40万円オーバーの値引きなんてこともありますが、中古車ではあまり期待できないかも。

エスクァイアの見積書

 

2,気に入った中古車を抑えておく方法

これは購入車種を決めたあとの話しですが、購入資金としてマイカーローンを利用する人は多いかと思います。

マイカーローンを利用するには審査を受ける必要があります。

審査時間については、仮審査~本審査まで含めて2週間程度は掛かります。

新車購入の場合は同じ車はたくさんあるので、マイカーローンの審査もゆっくり待ってもらえます。

しかし中古車の場合は、その車は1台しかありません。

なので購入者としては車を確保しておきたいのですが、中古車販売店としては早く注文を確定させて欲しいのです。

ローン審査の結果を待っている間は「販売のチャンスロス」となってしまうからです。

それを解消するためにトヨタの営業さんから次のような提案を受けました。

1,トヨタファイナンスのマイカーローンに申し込む
2,銀行マイカーローンにも申し込む
3,トヨタファイナンスの審査に通れば、購入希望車種を「購入確定」として確保しておくことができる
4,銀行マイカーローンの審査に通れば、そちらから借入れをする
5,その時点で、トヨタファイナンスのマイカーローンはキャンセル。

こちらとしては銀行マイカーローンの方が金利も安いので、できるだけ銀行から融資を受けたいと思っています。

中古車屋さんとしてはとにかく購入を確定させたいので、両方の落とし所として上記の提案を受けたわけです。

もちろんローン審査中の間は待ってもらえると思うんですが、担当さんがやりやすいように協力することにしました。

 

このようにして銀行マイカーローンの審査待ちの間にトヨタファイナンスで、ローン審査を受ける流れとなりました。

トヨタファイナンスの審査はパソコンから必要事項を入力すると、すぐに審査結果が出ました。

無事に審査には通ったのですが、のちほど必要書類を提出してから虚偽や間違いがなければ最終的に融資決定となります。

とりあえずはローン審査に通ったので、社内的にも「購入決定」ということで車の確保が可能となりました。

この辺も交渉次第だと思いますが、担当さんが動きやすいように協力していくほうがいろいろと交渉はしやすくなると思います。

 

あとは自分で銀行ローンの手続を進めて、融資を受けるだけです。

審査時間が短いと評判のWEB申し込み可能な銀行を数社ピックアップして、同時に仮審査に申し込みました。

こちらの仮審査はトヨタファイナンスほど審査時間は早くありませんでしたが、翌日~3日以内で審査が届きました。

★審査が早いマイカーローンはコチラ

3つとも審査に通ったので、その中から一番条件のよいマイカーローンを選んで本審査に進みました。

今は最終結果を待つだけですが、基本的には仮審査に通ったので提出書類に問題がなければ融資は大丈夫だと思います。

銀行融資が決まったら、トヨタファイナンスもキャンセルする予定です。

中古車って購入を決めてからローンの融資実行までのタイムラグが悩ましいですが、今回はこんな感じで希望者を確保しつつ融資を決めました。

手付金を払ったり先に契約書の作成を求められるケースもあるみたいですが、今回は系列ファイナンス会社の審査を通すことで優先権を確保しました。

まあファイナンス会社の審査をした時点で、銀行融資がダメならトヨタファイナンスでお金を借りますということですから結局は契約することが前提ってことです。

中古車販売店によって提案内容は変わってくるけど、しっかりと考えて自分にとってリスクの少ない方法を選択しましょう。