中古車購入でマイカーローンの借入先はどこがいい？

中古車を購入時のマイカーローン借入先は、中古車ディーラーが紹介してくれたディーラーローンを利用する方が多いようです。

でも、このディーラーローンですが、一般的に金利が高く諸費用も別途必要になるケースがあるからご注意を。

一般的にディーラーローンの金利相場は、年8％前後となっています。

銀行や信金のマイカーローンの金利相場が、年2％～4％と比較するとかなりの割高ですよね。

これに保証料や事務手数料などの費用が別途必要となったら、金利だけでも高いのにさらに返済額が増えることになってしまいます。

これは中古車だから金利が高いのではなく、中古車ディーラー経由でマイカーローンを借りるから返済額が多くなってしまうのです。

中古車ディーラーは金融機関ではないので、提携する信販会社へと紹介してローンの借入れ手続きを進めることとなります。

つまり中古車ディーラーは取次店の役割で、仲介マージンで利益を確保するのです。

その仲介マージンが事務手数料という名目になって上乗せされてくるから、返済額が高くなってしまうのです。

中古車販売の場合、本体価格での利益が少ないために、手数料ビジネスで利益を得ようとする構造になっているのです。

さらに信販会社も紹介料として販売店へ支払うバックマージンを金利に上乗せしているため、元々の金利設定も高くなっています。

このような構造になっているため、販売店が紹介してくれるディーラーローンは金利も高く総返済額が増えてしまうのです。

ディーラーローンには他にもデメリットがあります。

ディーラーローンでマイカーローンを借りると、ローン完済までは所有権が自分ではなく信販会社名義となってしまいます。

所有権が信販会社でも困ることは少ないのですが、ローン完済前に車を買い換える場合には名義変更などの手続きが必要となりかなり面倒です。

それに自家用車なのに、信販会社の名義というのも何かしっくりきませんよね。

「手続きはディーラー担当者が進めてくれる」「銀行マイカーローンより審査に通りやすい」などのメリットはありますが、「返済額が多い」「他社名義」というデメリットの方が深刻です。

自社の利益確保のためにも販売店はディーラーローンをすすめてくることも多いですが、損をしたくないならば自分でマイカーローンの借入先を見つけましょう。

中古車は中古車ディーラーや中古車販売店などで購入しますが、中古車の場合、何故か銀行や信用金庫などの金融機関からお金を借りられないと思っている人がいます。

銀行などのマイカーローンは新車が対象で、中古車は対象外だと勘違いしてしまっているのです。

銀行・信用金庫・JAバンク・ネットバンク・ろうきん・損保などのマイカーローンも、中古車購入でローンを利用できます。

しかも、中古車だからといって金利が割高になることはありません。

新車でも中古車でも提示される金利は同一で、ディーラーローンよりも安い金利でマイカーローンを借入れが可能となります。

中古車でも銀行などの金融機関からマイカーローンを借りられるので、どこのマイカーローンが一番お得かを比較してみましょう。

マイカーローンは中古車購入の場合でも申し込みは可能です。

しかし、次の場合は申し込みができない場合あります。

金融機関によって異なりますので、各金融機関の公式サイトにてご確認下さい。

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